「まずやってみる」
ものづくりは姿勢から

オフセット部門 結城 啓輔

丸信歴:
2012年〜
Q普段の業務内容を教えてください。

オフセット工場で印刷された印刷物に、木型を当てて打ち抜く『トムソン』と呼ばれる機械を担当しています。1枚の大きな紙から、丸や四角、複雑なものなど様々な形状のものを抜きます。クッキーの型抜きみたいな工程だと思っていただければ…。 印刷→トムソン(型抜き)→グルアー(折り・貼り)といった感じで、箱をつくる際には必ず通る工程です。

打ち抜き用の木型は、商品特性によって形が違う

Q業務中、気をつけていることはありますか?

お客様のご期待に添える製品づくりを心掛け、社内での連携を大切にしています。作業時の注意点や連絡事項がないかなど、前工程との連携はマメに行っていますが、わかりやすい指示をはじめ、仲間のサポートのおかげで仕事が円滑に進んでいると感じますね。 あと、トムソンで抜いた後は、製品にも寄りますが、不要な部分をむしりとる工程やグルアーという機械で貼り合わせる工程がありますので、そこで作業がしやすいように抜き方や仕上げ方を工夫しています。 より良い製品をつくるため、作業性を上げるポイントはどこか、常に意識しています。

抜いた後、一度組み立てて具合を確認する

Q積極的に取り組んでいることはありますか?

全てにおいて苦手意識を持たないことですね。 「あーこれできないかな、ダメかなぁ」と思えばそれはできない。 難しい加工や未経験の仕事でも「まずやってみよう」「自分ならできる」と思わないと、何も生み出せないと思っています。やってみて工夫すれば案外できてしまうことも多いですし。 なので、苦手な仕事は今のところありません。

グルアー平山との連携は欠かせない

Q「まずやる」。これって意外と難しいですよね。 ご家庭でもチャレンジしていることはありますか?

チャレンジ…でもないですけど、家族との時間は大切にしています。家事手伝いに家族で買い物、休みの日は子どもと遊ぶのが楽しいので、充実してるかな? あとは、釣り三昧の日々が送れたら最高ですね(笑)。

Q釣り以外に大切にしている自分の時間ってありますか?

趣味の野球です。『丸信タイムリーズ』という社内のソフトボールチームに所属していて、仲間たちと楽しくプレーしています。小さいころはプロ野球選手に憧れたものです。

Qトムソンは体力も必要な部門なので、その点は心強いですね。

まとまった量の紙や木型は確かに重いです。 手運びはそう多くないですが、まあ体は資本ですね。 にんじんが食べられなくても体力はつきます!(笑)