印刷会社は印刷のプロ
そこに妥協は存在しない
オフセット部門 永田 拓之
- 丸信歴:
- 2010年〜
- Q普段の業務内容を教えてください。
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印刷課に所属し、オフセット印刷を行っています。オフセット印刷とは、チラシやカタログ、パッケージなどで一般的に利用されている印刷方式のひとつです。中でも私は、UV印刷機という、紫外線を照射してインキを硬化させる印刷機を担当していて、その特性を生かした印刷や、特殊加工を施す製品を主に扱っています。例えば、デザインの一部分だけをツルツルにする加工ができます。
印刷機には1色ごとに1つのインキ胴がある
- Q業務中、気をつけていることはありますか?
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色の再現性を高め、色ブレ・色ムラなどのないよう、本番前の合わせに多く時間を割いています。なかでも、特殊な紙(金や銀など反射するもの)を使用する製品は、光の反射によって見え方が変化するため、上司や同僚に意見をもらい、慎重に色の良し悪しを判断します。印刷や加工の出来映えが、お客様のブランドイメージ、商品価値に影響するため、常に品質を意識してきました。 昔から、印刷の現場では『紙は生き物』と言われていて、気温や湿度、輸送や保管の状態などによって微妙に、繊細にその性質が変化するんです。印刷も、トムソン(型抜き)も、グルアー(貼り)も、同じ条件だからといって全く同じ製品ができるわけでない。だからこそ私たちの手で、丸信全員で品質を維持し、より高めていく必要があると考えます。
合わせの様子。見本と比較して近づけていく
- Q積極的に取り組んでいることはありますか?
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最新機械や技術、インキ、素材など、常に新しい技術が出てきているので、積極的に情報を仕入れて日々勉強しています。お客様に「良い製品だ」と言っていただけるものを届けるため、努力は怠りません。
高倍率のルーペで網点の具合をチェック
- Q嬉しかった出来事や言葉があれば教えてください。
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お客様からの喜びの声が聞けたことです。 お客様立ち会いの本機色校(実際の印刷機での試し刷り)で、特にこだわりの強い部分について、納得していただけるまで刷りなおしたのですが、その時に「何度も何度も付き合ってくれてありがとう」とお言葉をいただきました。普段、直接お話しする機会が少ないので、少しでも希望に沿えたと思うととても嬉しいですし、励みになります!
- Q話はかわりますが、ご自宅で料理をされると聞きまして…
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たまに弁当をつくってます。 家族サービスというか、家族の時間を大切にしたいので、旅行にもよくいきますし、休みの日は子どもと遊ぶのが習慣です。 今までで一番印象的だったのは、子どもが生まれた時のことですね!
- Qお弁当…。女子力の高さを感じます(笑)。
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いやいや(笑)。 小さいころはプロ野球選手を夢見るスポーツ少年でしたから^^ 今と違う人生だったら、スポーツ用品店で働いてたかも?です。